パトカー、白バイ、おまわりさん、子供のころはみんな大好き…なのに、私はこうして警察を嫌いになった!?

「警察」という仕事は本来なら国民にとって大いに有り難く、心強い存在だと思う。興味深いことに子供の頃は誰だってパトカーや白バイ、そして「おまわりさん」が大好きだ。警察に対しあまり快く思っていない親も、子供の警察好きを「ダメだ」と言わないばかりか、イベントなどでパトカーと記念撮影などあれば、楽しそうな顔をして列に並ぶ。

何度となく批判記事を書いている私も、子供の頃は「おまわりさん」好きだった。なぜ嫌いになった? 紹介してみたい。

中学生まで警察を嫌うこともなく過ごした。けれどある日のこと。自転車に乗っていたら突如停止を命じられる。すると「この自転車はキミのか?」。自転車泥棒の嫌疑だ。猛烈に腹が立ち、ここから警察不信が始まった。

多くの皆さんと同じく、私も免許を取ってから坂道を転がる様に警察嫌いになっていく。何が腹が立つかと言えば、ダブルスタンダードを平気な顔して行うこと。古屋圭司衆院議員が警察のTOPである国家公安委員長時代に「取り締まりのための取り締まりはやめろ」とコメントしたけれど、ここに警察嫌いになる全てが凝縮されていると思う。