米・スポーツカーの雄、ダッジ「バイパー」が3年ぶりに復活か!?

26年間、米国スポーツカーの代名詞として人気を得ていたダッジ「バイパー」が、2020年にも復活する可能性があることがわかりました。

「バイパー」はマッスルカー市場において、絶大なる人気を得ていたGM「シボレー コルベット」に対抗して、1989年に初のコンセプトモデルが登場しました。その後、1991年に市販モデルがが発売されています。デザインコンセプトは、1960年代に話題をさらったスポーツカー、シェルビー『コブラ』をインスパイアしたと言われています。

初代のパワートレインは、8リットルV型10気筒エンジン。オープンモデルは最高出力406psでしたが、直後に登場したクーペ「GTS」は当時としは驚異の450psを発揮しました。2008年には『バイパーSRT-10・ACR』が、7分22秒1で、ニュル市販車最速キングの称号を得ています。

復活モデルのワールドプレミアは、早ければ2019年1月のデトロイトモータショーでコンセプトモデルの登場が予想されています。順調に開発が進めば2020年、遅くとも2021年には市販化されるとレポートされています。またコンバーチブルモデルの設定も期待できそうです。

新型のパワートレインは、「チャレンジャーSRT」のハイスペックモデル「ヘルキャット」の6.2リットルV型8気筒をアップデートしたものを搭載し、最高出力は720ps程度が噂されています。ボディには超軽量スペースフレームシャシーやカーボンファイバー、アルミニウムを多用し、強力なパフォーマンスが予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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