ブリヂストン「ポテンザ S001」が「S007A」に進化。ドライ性能とウェット性能を向上させ、コンフォート性にも配慮

ブリヂストンの最上級モデル「POTENZA(ポテンザ)S001」は、ハードな走行を前提としたスポーツ系タイヤとして高い評価を集めていました。2018年7月1日、プレミアムスポーツタイヤの新しい最上級モデルとなる「ポテンザ S007A」が登場します。

発売サイズは16~21インチの80サイズ。全てメーカー希望小売価格が設定されています。今回発表された「ポテンザ S007A」は、運動性能を重視する数々のハイパフォーマンスカーにOEタイヤ(新車時に装着されている純正タイヤ)として採用されているほか、市販用タイヤとしてもグローバル展開されている「ポテンザ S001」の後継商品。

ポテンザの特徴であるドライ性能を更に向上させるとともに、「S001」で一部から指摘されることもあったウェット性能、そして快適な乗り味に寄与するコンフォート性にも配慮されたそうです。また、当社のグローバル商品として日本をはじめ、北米・アジア各国でも順次販売されます。

「S001」から定評のあったドライ性能は、高剛性ハンドリングシートをはじめ「S007A」専用サイド補強や専用コンパウンドを採用することにより、ドライ路面でのハンドリング性能の向上を実現。

ウェット性能も向上。専用コンパウンド、マルチラウンドブロックにより、濡れた路面でのブレーキング性能の向上を果たしたとしています。

コンフォート性については、周方向のブロック配列を最適化することで、パタンノイズを抑制。スポーティな走りを損なうことなく、ハイパフォーマンスカーにふさわしい性能が得られたそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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