フォルクスワーゲン史上、最小にして最強のSUV「T-ROC R」をキャッチ

今年11月に欧州で発売開始予定のVW最小クロスオーバーSUV、「T-ROC」に設定される高性能モデル「T-ROC R」をフルヌードスクープに成功しました。

「T-ROC」は、フォルクスワーゲンのSUVラインアップの中で「ティグアン」の下に位置する、第4のモデルです。同ブランド最小SUVながら、乗車定員は5名で、後席を倒せば最大1290リットルのクラス最大の積載容量を誇ります。スポーティなルックスと実用性を併せ持つ新世代SUVと言えます。

捉えたプロトタイプは、ベースモデルから殆ど変化が見られません。変化が見られるのは、ラジエーターグリルの修正、フォグランプを排除してエンジン冷却を高める吸気口が設置されているほか、クワッドエキゾーストパイプが装着されている程度です。恐らく生産モデルでは、ローダウンされるボディによりスポーティなエアロパーツを備える可能性が高いでしょう。

室内では、レザーステアリングホイール、ツートンシート、ブラックヘッドライナー、ステンレス製ペダル、ドアシルプレート、専用フロアマットなどが装備されるとレポートされています。

「R」に搭載されるパワートレインは、「ゴルフR」から移植される2リットル直列4気筒ターボエンジンで、最高出力は310psへ向上。7速ATと組み合わされます。

ワールドプレミアの場は、早ければ10月のパリモーターショーが期待されていますが、2019年3月のジュネーブモーターショーの持ち越される可能性もあるようです。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる