アウディのコンパクト・クロスオーバーSUV「Q3」次期型に設定されるハイパフォーマンスモデル、「RS Q3」市販型プロトタイプを初めてカメラが捉えました。
捉えたテスト車両は、これまで目撃した高性能「SQ3」とほぼ同じ外観が見てとれます。異なるのは、フロントのエアインテーク(恐らくダミー)、クワッドエキゾーストパイプなどです。
しかし、フロントのブレーキディスクに注目です。これは通常「S3」や「TT-S」などの「Sモデル」では見られないタイプが装着されています。また「RS3」と一緒にテストをしていた状況から、頂点に立つ「RS Q3」の可能性が高いようです。
「Q3」シリーズ新型のパワートレインは、1リットル直列3気筒TFSIターボエンジン、1.4リットル直列4気筒TDIエンジン、2リットル直列4気筒TFSIエンジン、1.4リットル直列4気筒TFSIエンジン+電気モーターのPHEV「e-tron」がラインアップ。高性能「SQ3」は、2リットル直列4気筒DOHCインタークーラー付きターボエンジンを搭載し、最高出力は306psを発揮します。
そして頂点に立つ「RS Q3」には、2.5リットル直列5気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力は400psの大台へ。また0-100km/h加速は4秒のハイパフォーマンスとレポートが届いています。
VWグループ最新アーキテクチャ「MQB」を採用し、約50kgの軽量化を図ると共に、ホイールベースは50mm、全長は60mm、全幅は50mm拡大されると思われる、「Q3」シリーズ新型。ワールドプレミアの場となるのは、10月のパリモーターショーが有力とされています。
その後「SQ3」が2019年3月のジュネーブモーターショー、「RS Q3」が2019年のフランクフルトモーターショーと予想されています。
(APOLLO)