【新車】スズキの輸入車「バレーノ」がレギュラーガソリン仕様に生まれ変わって、ちょっとだけパワーダウン

スズキがインドの子会社であるマルチ・スズキ・インディア社で生産し、日本で輸入車として販売する「バレーノ」がマイナーチェンジしました。主な変更点は、1.0リッター直列3気筒ターボエンジンがハイオク仕様からレギュラーガソリン仕様に変わったことです。

これにより、ランニングコストを抑えることに成功しています。ターボエンジンを搭載する「XT」グレードのメーカー希望小売価格は、従来通り172万8000円(消費税込)です。

なお、レギュラーガソリン仕様になったことにより最高出力は75kW(102PS)/5500rpm、最大トルクは150Nm(15.3kg-m)/1700〜4500rpmとなり、JC08モード燃費は19.6km/Lになりました。ハイオク仕様だった改良前は、それぞれ82kW、160Nm、20.0km/Lでしたから、わずかにスペックダウンしているというわけです。

1.2リッター4気筒エンジンのスペックはそのままですが、エントリーグレードが廃止され、「XS」グレードだけの設定となりました。これによりバレーノは全2グレードのラインナップとなっています。

また、イメージカラーだったアーバンブルーパールメタリックが設定から落ち、全6色のバリエーションとなっています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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