メルセデス・ベンツ AMG GLE63の開発車両がテスト中にトラブル!?

メルセデス・ベンツのミドルクラス・クロスオーバーSUV「GLE」のハイパフォーマンスモデル、「AMG GLE63」をスカンジナビアでキャッチしました。寒冷気候テスト中にエンジントラブルを起こし、「AMG G55」に緊急レスキューされた模様です。

次期型の『GLE』ラインアップには新型「MRA」シャシーを採用し、大幅な軽量化と剛性アップが見込まれています。室内には最新世代の「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス・インフォテイメントシステム)を採用し、10.25インチのフルデジタルディスプレイを搭載すると見られています。

捉えた開発車両は、ヘッドライトやテールライトなど生産型パーツを装備。カモフラージュの下には、パナメリカーナグリルを装着し、大径ホイール、大型ブレーキシステム、クワッドエキゾーストパイプなどAMGらしい装備が見て取れます。

パワートレインには4リットルV型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は571psを発揮します。最上位モデルの『GLE 63S』は612psまで向上すると噂されています。下位に位置する『GLE 53』には直列6気筒と組み合わされる48Vマイルドハイブリッドを搭載し、最高出力429psを発揮するとレポートされています。

開発が中盤と思われる「AMG GLE63」のワールドプレミアは、2020年3月のジュネーブモーターショーとまだ先になりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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