フォルクスワーゲン・グループの第1四半期、売上高7.7兆円・世界販売268万台で過去最高に

独VWによるとアウディ・シュコダ等、5ブランドを含む同グループの本年第1四半期(1‐3月)世界販売台数が268万台(前年同期比+7.4%)と過去最高を記録したそうです。

アジア地域で109万台(+12%)、うち中国で101万台(+13.4%)を販売するなど、2桁台の伸びを示しており、欧州で114.3万台(+4.1%)、北米で22.1万台(+3.4%)を販売。

またブランド別でも、VWが152.5万台(+5.9%)、アウディが46.4万台(+9.8%)とそれぞれ高い伸び率を示しています。

VWグループの総売上高は約7.7兆円となる582億ユーロ(+3.6%)で、営業利益は42億ユーロ(約5,600億円)、営業利益率7.2%を確保。

VW「T‐ROC」やアウディ「Q2」など、小型SUVの販売が好調で、中国や北米では「ティグアン・オールスペース」や「アトラス」などの中大型SUVの人気も高かった模様。

VWグループが擁する5ブランド全てが増益となる中、ヘルベルト・ディースCEOは開発投資を抑制するなど、今後のEV量産態勢に備えているようです。

Avanti Yasunori・画像:フォルクスワーゲン)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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