ヒュンダイの高級車ブランド「ジェネシス」は、4月のニューヨークモーターショーでハイパーEV「エッセンティア」を発表しましたが、市販化される可能性が高いことがわかりました。
「エッセンティア」は、ヒュンダイとキアのディレクター・ピーター・シュライヤー氏により設計され、カーボンファイバーモノコックを採用した新開発EVプラットフォームを基盤としています。極薄ヘッドライトにアグレッシブなフロントエンドを持ち、ガラスルーフ、ガルウィングを採用。アストンマーティンを彷彿させる流れるようなボディラインを特徴としています。
発表直後、量販化は無いと伝えられていましたが、一転ジェネシスCEOのマンフレッド・フィッツジェラルド氏が市販化をプッシュしているようです。フィッツジェラルド氏といえば、同ブランド立ち上げ時にランボルギーニから引き抜かれた敏腕ディレクターだけに、発売の可能性は高いようです。
市販モデルにこのデザインがどこまで反映されるか注目されますが、シュライヤー氏はバタフライドアの採用を示唆しているといいます。
EVスペックの詳細は明かされていませんが、高性能バッテリーにより、最高出力1000psレベルのハイパワーと0-100km/h加速は2.9秒のパフォーマンスが予想されています。
順調に開発が進めば、2019年に市販モデルを発表、2020年の発売となりそうです。
(APOLLO)