EV時代のポルシェ・911? 「Mission E」の先行受注がスタート。 システム出力600ps、15分の充電で400km走行

ポルシェが同社初のEV「Mission E」の先行受注をノルウェーで開始しました。

システム出力は600ps、 0 –100km/h 加速が 3.5秒(0 –200km/h 12秒)の俊足で、満充電時の航続距離は500kmを超えるそうです。モーターを車両前後に搭載しており、2基のモーターで前後アクスルを駆動。ブレーキング時には効率的に運動エネルギーを回生します。

充電用のコネクトプラグがフロントフェンダー部に配置されており、800Vによる高速充電の場合、15分程度で400kmの走行が可能。ポルシェではこの高速充電を 「ターボチャージング」 と呼んでいます。

また、床に埋め込まれたコイルの上に車輌を駐車するだけで、ケーブル接続を行うことなくアンダーフロアにマウントされたリチウムイオンバッテリーを充電できる「インダクティブ充電」にも対応。

昨年にはメルセデス・ベンツやアウディ、ジャガーなども新型EVの先行受注をノルウェーで開始しているそうで、EV時代の「911」を予感させるポルシェ「Mission E」の予約金は約28万円となっています。

Avanti Yasunori・画像:PORSCHE)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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