BMWがピュアEV「iX3」のコンセプトモデルを公開。2020年発売予定 【北京モーターショー2018】

BMWが4月25日に開幕した北京モーターショー2018において、ピュアEV「Concept iX3」をワールドプレミアしました。

2020年に市販予定の「iX3」を示唆したSUVで、「X3」をベースに開発。車両前部のキドニーグリルは空気抵抗の低減を目的に開口部を閉じたEV用の意匠が採用されています。またラジエータグリル下辺やボディサイド下方にはクリーンなEVをイメージさせるブルー色を使用、ホイールについても空力を考慮した意匠を採用。

蓄電容量70kWh超のバッテリーを搭載しており、第5世代の強力な電気モーターとの組合せにより最高出力は270hp以上、一充電あたりの航続距離は400km以上となっており、最大150kWでの急速充電により、約30分で満充電となるそうです。

BMWはこの「Concept iX3」を、同グループの電動化戦略開始を告げるモデルと説明しています。

Avanti Yasunori・画像:BMW)

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北京モーターショー2018
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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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