今年2月に商品改良を受け、3月8日から発売されているマツダ・CX-5の改良型。ほぼ毎年のようにイヤーチェンジを実施することで鮮度を保つ戦略を採っています。
2.2Lのクリーンディーゼルの「SH-VPTS」型エンジンは、改良前の175ps/4500rpm・420Nm/2000rpmから、190ps/4500rpm・450Nm/2000rpmへパワーとトルクをアップ。圧縮比は14.0から14.4に変更され、JC08モード燃費は17.2km/L〜18.0km/Lから18.0km/L〜19.0km/Lへと向上しています。
2.2Lクリーンディーゼルの進化ポイントは、これらの数値からも分かるように、低中速トルク改善(高回転域の伸び、パワーアップも実現)をはじめ、最新規制のWLTC適合(排ガスのクリーン化)、実用燃費の向上、静粛性の改善などが盛り込まれています。技術的には、急速多段燃焼などを採用することで、実燃費向上や走りなどを引き上げたとしています。