三菱自動車の登録車を代表するモデルであるデリカが今年で50周年を迎えます。デリカの車名は「デリバリ・カー」から由来する造語で、50周年なのに現行型を含めて5代しか経ておらず、日本車の中でも長寿モデルといえます。
2018年4月25日、現行モデルを含めた歴代モデル5代が揃い、プレス向けの説明会が行われました。1968年、「デリカ トラック」が誕生してから今年で50周年を迎えるデリカは、翌69年に発売された「デリカ コーチ」(乗用9人乗り)が現在の「デリカD:5」に繋がるワゴンモデルの起源。
4月25日から発売される一部改良モデルは、フロントバンパープロテクター(アンダーカバー一体型)を採用することで、いっそう力強くアクティブなイメージの顔つきになっています。一部改良後モデルの価格帯は、2,408,400円〜4,055,400円です。
さらに、特別仕様車「JASPER(ジャスパー)」も設定されています。現行デリカD:5では初の設定となる「ジャスパー」は、2代目「デリカ スターワゴン」にも設定されていたモデルで、冬の「シャモニー」に対する夏をイメージさせた特別仕様車というキャラクターが与えられています。なお、こちらの詳細は別記事でご紹介します。
また、デリカ誕生50周年を記念して、歴代モデルをメインとした歴史コンテンツ、イベントやキャンペーンを中心としたイベント・キャンペーンの2大コンテンツからなるキャンペーンも実施。アウトドア用品が計500名にプレゼントされるなど、充実のコンテンツとなっています。
(文/写真 塚田勝弘)
【関連サイト】
デリカ誕生50周年キャンペーン
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/delica_d5/50th/