新型トヨタ・スープラの「オールデジタル・クラスタ」室内を激写!

トヨタ「スープラ」市販型の最新プロトタイプが、ニュルブルクリンク高速テストに姿を見せました。その模様を撮影すると共に、コックピットを激写しました。

撮影されたインパネは、兄弟車BMW「Z4」新型のパーツを多数用いた、これまでのものと異なり、「スープラ」専用のパーツが見られます。恐らく、これが生産型のコックピットと思われます。ただし、ダッシュボードやセンターコンソールのデザインなどが「Z4」と似ており、共有する部分もあるようです。

インフォテイメントシステムのディスプレイはインパネの中央上部に装備され、オールデジタル・インストルメントクラスタとなっているのが確認できます。また革巻きステアリングホイールにはパドルシフターも見られます。現段階ではMT(マニュアルトランスミッション)は設定されず、DCT(デュアルトランスミッション)のみの設定が有力とされています。

予想されるボディサイズは、全長4380mm×全幅1860mm×全高1290mm、ホイールベースは2485mmで車重は1496kg。これは先代モデルと比べ全長が140mm短縮されコンパクトになっています。スポーツカーとして理想的な50:50の重量配分を持ち、2シーターのレイアウトも確実と思われます。

パワーユニットは、デュアルクラッチ・トランスミッションと組み合わされる2バージョンの2リットル直列4気筒エンジン、トップモデルには3リットル直列6気筒オーバーブースト付きターボエンジンをラインアップ。最高出力は、下から200ps、250ps、そして340psが予想されています。トップモデルの直6は最大トルク450Nm、0-100km/h加速3.9秒のパフォーマンスが期待できそうです。

またハードコアモデル「GR」に搭載される3リットル直列6気筒エンジンは、最高出力400ps以上が噂されています。

最新情報では2018年内は発表は行なわれない可能性が高いようです。公式写真が先行公開される可能性はありますが、ワールドプレミアとしては、2019年以降のモーターショーとなりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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