そして創業より培ってきた高度な高音質技術と開発思想、最高品位の高音質パーツを採用したハイエンドオーディオ カーナビゲーション“サイバーナビXシリーズ”「AVIC-CZ902XS」(248,000円/税別)を新たに導入することも発表しました。
Xシリーズでは、国内市販AV一体型カーナビゲーションとして初めて銅メッキシャシーを採用。製品の側面と背面だけでなく、内部の中間シャシーにも銅メッキを使用することでカーナビ基版とオーディオ基板の間のノイズを徹底的に遮断したとのことです。
製作する上で特にこだわったのが、銅メッキビスの使い方。製品の左側にはオーディオの重要なパーツが集まっており、右側側面へ集中的に銅メッキビスを使用しオーディオブロックへ回り込まないようにノイズの流れをコントロールしているのだそうです。
これだけでもパイオニアのこだわりを感じますが、びっくりしたのが本体の熱を逃がすファン固定用ネジの話でした。
「通常の902シリーズはネジを2本にしてもその差はほぼ確認できないので、1本しか使っておりません。でもXシリーズは細部まで徹底的に作り込むことにこだわり、2本にすることで騒音や振動がもたらす音への影響を徹底的に制御しました。このネジ1本の効果さえも聞き分けることができるレベルにまで達しています」
このように細部に至る高音質設計で、徹夜で何度も何度も作り直し完成したというXシリーズ。
「パイオニアの音に対するこだわりを届けたい、サイバーナビの音を象徴するモデルを作りたい」という技術者の渾身の想いを感じられる製品です。
さらにこのサイバーナビXシリーズ「AVIC-CZ902XS」に、厳選された専用品やシリアルナンバープレートなどの特典を同梱した80周年記念モデル「AVIC-CZ902XS-80」(248,000円/税別)が発売されることも発表しました。
こちらは「パイオニア カロッツェリアeショップ」での80台限定販売で、受注開始は2018年5月23日(水)10:00を予定。購入者には、カロッツェリアを象徴する青のラインが入った80周年スペシャルボックスに梱包して届けられるそうです。
この他にも、ハイレゾ音域再生が可能になったカスタムフィットスピーカーや暗闇の中でも撮影できる高感度ドライブレコーダー、ハイビジョン大画面11.6V型のフリップダウンモニターの最新作も発表されました。
今回発表された商品はいずれも6月に発売予定とのことです。
(yuri)