かみさんの3つの命題を突破して、晴れて愛車となったポップアップルーフのステップワゴン・フィールドデッキについて紹介したいと思います。
初代ステップワゴンのルーフにテントユニットをビルドインした特装車で、ホンダ純正のカタログモデルとして登場しました。テントユニットを後付けしているため、収納時は少し頭でっかちに見えるのが特徴。パワーユニットや足回りはノーマルのままで、価格は約40万円高となっています。
フィールドデッキがベースにしたのはダブルサンルーフ仕様。そのため、テントへの出入口は中央のメイン出入口と前方のサブ出入口の2ヶ所になります。
テントを開けるには、まずメイン出入口の室内側のカバーをスライドさせて、操作盤に小さい鍵を挿します。そして鍵を捻ったまま大きいレバーを開側に回して、体ごと屋根をグイッと持ち上げます。ダンパーが効いているので、めちゃめちゃ重いということはありません。
ちなみにこの時、ドアや窓を締め切ったままだとなかなか開きません。窓やドアを開けて、空気が車内に流入するようにするのがコツ。 ポップアップルーフのキャンピングカーへの変身は、ものの数分で完了するのが嬉しいところです。