「レッドライン」は最強モデルの証。BMW X3に初の「M」モデルが追加。最高出力は460ps発揮

BMWのコンパクト・クロスオーバーSUV「X3」に、いよいよハードコアモデル「X3M」が設定されます。その外観と共に初めてコックピットの撮影にも成功しました。

室内で目を引くのは、L字型シフターに施されているレッドラインです。これは「M5」にも見られる、BMW最強の証と言えます。また同様にレッドスターとボタンも装備すると見られます。

心臓部にも注目です。『M3』に搭載されている3リットル直列6気筒ターボエンジンをスープアップ。ZF製8速ATと組み合わされ最高出力は、460psを発揮すると噂されています。これはライバルに想定されるポルシェ『マカンターボ』の400psを凌駕する数値です。

またスペシャルチューニングが施されるxDrive全輪駆動システムや軽量「CLAR」プラットフォームにより、0-100km/h加速は4秒、最高速度は275km/hのパフォーマンスを得るとレポートされています。

エクステリアは、専用の大型エアダクトを持つ新フロントバンパー、サイドスカートなどのMボディ・キットを始め、クワッドエキゾーストパイプ、21インチ大径ホイール、ブルーのMブレーキキャリパー、ダブルキドニーグリルが装備されます。またフロントにはアップデートされたダブルウィッシュボーン、リアにはマルチリンクサスペンションがセットアップされると思われます。

ワールドプレミアは、早ければ2018年秋の可能性もありますが、2019年3月のジュネーブモーターショーが本命と予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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