BMWのコンパクト・クロスオーバーSUV「X3」に、いよいよハードコアモデル「X3M」が設定されます。その外観と共に初めてコックピットの撮影にも成功しました。
室内で目を引くのは、L字型シフターに施されているレッドラインです。これは「M5」にも見られる、BMW最強の証と言えます。また同様にレッドスターとボタンも装備すると見られます。
心臓部にも注目です。『M3』に搭載されている3リットル直列6気筒ターボエンジンをスープアップ。ZF製8速ATと組み合わされ最高出力は、460psを発揮すると噂されています。これはライバルに想定されるポルシェ『マカンターボ』の400psを凌駕する数値です。
またスペシャルチューニングが施されるxDrive全輪駆動システムや軽量「CLAR」プラットフォームにより、0-100km/h加速は4秒、最高速度は275km/hのパフォーマンスを得るとレポートされています。
エクステリアは、専用の大型エアダクトを持つ新フロントバンパー、サイドスカートなどのMボディ・キットを始め、クワッドエキゾーストパイプ、21インチ大径ホイール、ブルーのMブレーキキャリパー、ダブルキドニーグリルが装備されます。またフロントにはアップデートされたダブルウィッシュボーン、リアにはマルチリンクサスペンションがセットアップされると思われます。
ワールドプレミアは、早ければ2018年秋の可能性もありますが、2019年3月のジュネーブモーターショーが本命と予想されます。
(APOLLO)