違いを探せ!メルセデス・ベンツ Xクラスの新派生モデルをキャッチ

メルセデス・ベンツ初のピックアップトラック「Xクラス」の派生モデルと見られる開発車両をスクープしました。フロントマスクなどに変化は見られませんが、果たしてこの正体は…

捉えた開発車両のリアドア後ろの荷台部分に注目すると、色が白く変色しています。カメラマンによると、ベースモデルより実用性を高めたロングバージョンということです。

スタンダードボックスの長さは62.4インチ(1,587mm)ですが、ロングは70.3インチ(1,788mm)に延長されます。全幅1,920mm、全高1,890mm、及びフロントマスクに変化はないようです。容量が大幅に改善された荷台は、乾式壁や木材の運送には役立ちそうです。

パワートレインは、最高出力163psと190psを発揮するルノー製2.3リットル直列4気筒ディーゼルエンジンを搭載します。また3月のジュネーブモーターショーで初公開された最上級モデル「X 350 d 4MATIC」も設定されるはずです。こちらは最高出力258psを発揮、0-100km/h加速7.9秒、最高速度205km/hのパフォーマンスが魅力です。

「Xクラス」は、ダイムラーとルノー日産アライアンスにより共同開発され、日産『NP300ナバラ』とは兄弟車となっているピックアップトラックです。これまでピックアップとは異なり、エクステリアや室内にも配慮。洗練されたデザインで世界的に人気急上昇中のモデルですが、実用性を高めた「ロング」も高い人気となるでしょう。

ワールドプレミアは、2019年3月のジュネーブモーターショーが予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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