ホンダアクセスはクルマとペットの楽しいライフスタイルを提案【インターペット2018】

2000年代前半に始まったペットブーム以降、犬や猫の飼育頭数は増加を続け、現在ではおよそ4世帯に1世帯が犬または猫と暮らしている計算です。ある調査によると、そうした世帯の半数以上はペットを家族の一員と考えているそうです。

そんな中、一部の自動車メーカーや輸入車インポーターも、ペット用ドライブグッズに力を入れています。今年で8回目となるペット用品の展示会「インターペット」が3月29日から4月1日まで東京ビッグサイトで開催され、ホンダ、フォルクスワーゲン、ボルボ、メルセデス・ベンツがブースを出展し、様々な提案を行なっています。

「モデューロ」などホンダ車の純正アクセサリーを扱う㈱ホンダアクセスは「エンジョイドッグライフ フェスタ」と題したブースに出展。「新しいDog-lifeの提案」をテーマに、独自に開発した数々のグッズを展示していました。

お話をうかがうと、販売だけでなく、企画、設計・デザインや開発までを自社で行っているとのこと。ペット用品メーカーとの提携によるOEM販売が多い中、生産工程以外の全てを自社で行うという力の入れようです。

「ホンダアクセスはクルマを通した楽しいライフスタイルの提案をすることで、お客様にホンダ車をより魅力的に感じて頂けるよう努めています。今やペットはみなさんの生活から切り離せない存在です。クルマと犬との楽しい生活を提案するため、『Honda Dog』ブランドで、メーカーであるホンダはウェブサイトを通した情報発信を行い、ホンダアクセスがペット用品の開発から営業活動までを行っています」

との事でした。

フロアマットやカーナビ、その他アクセサリー類とは違い、数量が見込める商品ではないため利益にはつながらないのではないかと思います。しかし、そういった商品にも手を抜かず、多様化するお客さんのニーズに真摯に応えようとする姿勢には魅力を感じました。犬の足腰に優しそうなフロアクッション、シートにしっかり装着できるサークル、犬が運転席の飼い主を見られるよう、かわいいメッシュの窓がついた後席用マットなど、オリジナル商品すべてに細かな気遣いが感じられました。また、肉球をあしらったデザインのシフトノブカバーやキーケースには、ホンダらしい遊び心が満載ですね。


(Toru ISHIKAWA)

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