日産自動車がリーフの使用済みバッテリーを再製品化。気になるバッテリー価格や工賃は?

また、再生バッテリーがどれくらいのポテンシャルがあるのかも気になります。再生バッテリーは、リチウムイオンバッテリーの容量計でいうと、10セグメント/12セグメントだそうです。新品バッテリーは12セグメント/12セグメント。

なお、この価格には工賃は含まれず、販売会社により異なるそうですが、目安としては数万円だそう。具体的なサービス開始時期は、ゴールデンウィーク以降が目処とのこと。問い合わせなどは、お近くの日産自動車の販売店で対応してくれるそうです。

日産自動車は、使用済みバッテリーの2次利用により低価格でのバッテリー交換を実現し、ユーザーに新たな選択肢を提供できるとしています。

EV市場の拡大により、今後使用済みバッテリーのさらなる台数増が見込まれる中、日産自動車は再生バッテリーを活用し、EVのさらなる普及とCO2削減に取り組んでいくと表明しています。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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