BMW初の標準7人乗りSUV「X7」は11月ワールドデビュー?

BMWの旗艦クロスオーバーSUV「X7」開発車両をカメラが捉えました。カモフラージュも軽くなり、そのサイズ感も見えてきました。リアドアの長さなどからも、ライバルのメルセデス「GLS」を凌ぐフルサイズSUVと予想されます。

エクステリアデザインでは、大型キドニー・グリル、バンパーには左右が結ばれるワイド・エアインテークが「iPerformance」から継承されますが、ヘッドライトはコンセプトより厚みを持っていることが分かります。

「X7」は、2017年のフランクフルトモーターショーで初公開された『X7 iPerformnace Concept』の市販型となります。BMWでは現行『X5』が3列目シートを装備可能ですが、3列目のフットスペースはタイトです。「X7」はカーボン製「CLAR」を採用し、軽量化が図られると共に、BMW初の標準の3列7人乗りSUVとなります。

レポートによると、「X7」はアンビエントライティングを始め、パノラマルーフ、コンシェルジュサービス、リアシートエンターテイメント、マッサージシート、ソフトクローズ自動ドア、リモートエンジンなど豪華設備を持つといいます。

パワートレインは、最高出力340psを発揮する3リットル直列6気筒ガソリンエンジンや456psを発揮する4.4リットルV型8気筒ツインターボの他、『740e』から流用される2リットル直列4気筒ターボと111psの電気モーターを組み合わせた、最高出力325psのPHVがラインアップされます。また最新レポートでは、V12エンジン搭載モデルも投入される可能性があるようです。

ワールドプレミアは、2018年11月が有力と思われます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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