ここまで違うの!? パイオニア「カロッツェリアサウンドエクスペリエンスカー」でカーオーディオを聞き比べ!

パイオニアの音のノウハウが詰め込まれたと言っても過言ではないサイバーナビ。こちらには様々なチューニング機能がついているのですが、中でも興味深かったのが特許出願中の技術「マスターサウンドリバイブ」でした。

CD音源や圧縮音源を拡張し倍音を復元するだけでなく、CD音源や圧縮音源再生において可聴帯域内に発生してしまう量子化ノイズを効果的に除去する技術を新開発。これによりCD音源や圧縮音源をハイレゾ化し、よりマスター音源に近付かせることができる機能が「マスターサウンドリバイブ」です。

「マスターサウンドリバイブ」には圧縮率の低い音源を再生する「MODE1」と圧縮率の高い音源を再生する「MODE2」があり、画面上で簡単に切り替えることができます。

マスターサウンドリバイブOFFの状態とONの状態で聞き比べてみると、その差は音が鳴った瞬間に分かりました。もちろん、OFFの状態でもヴォーカルも含め全ての楽器が均等にキレイに聞こえてくるのですが、マスターサウンドリバイブをONにするとヴォーカルが更に際立ち、今まで聞こえてこなかった息遣いや音を伸ばしている時のビブラートなど、びっくりするくらい鮮明に聞こえてくるのです!

今まで以上に音の広がりを感じ、身体が音に包まれているような不思議な感覚になりました。あまりにも心地よくて、自分が車内にいることをすっかり忘れてしまったほど(笑)。しかも車内は家庭用のエアコンも完備されていて、「ここで好きな音楽をずっと聞いていたい!」と思えるくらい最高の空間でした。

ハイスペックのオーディオ専用ユニットではなく、カーナビでありながらここまで音にこだわることができるのも、長年培ってきた音のノウハウがあるからこそ。パイオニアの音に対する熱い想いが伝わってきました。

今回取材させて頂くまで、正直、「スピーカーを変えるだけで音が変わると言っても、所詮クルマ用でしょう」と思っていたのですが、全くそんなことありませんでした! 車内にいながら、まるでライブ会場に来ているかのような音圧、どこまでも広がるような音幅、そしてヴォーカルの息遣いや楽器の繊細な音まで聞こえて目から鱗状態でした。 パイオニアさん、疑ってしまい本当に申し訳ありませんでした!!

「カロッツェリアサウンドエクスペリエンスカー」はイベントやカー用品店に展示され、誰でも体感することができます。ちなみに2018年3月23日(金)~3月25日(日)にパシフィコ横浜で開催される「JAPAN GOLF FAIR2018」に出展するとのことですので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

実際に体感できない方のためにスピーカー交換が疑似体験できるアプリ「カーサウンドフィット」がありますので、ぜひダウンロードしてお試しください。

この感動を、一人でも多くの方に体感してもらいたいです!

(撮影:前田 惠介/文:yuri)

【関連リンク】

パイオニア公式カーサウンドフィットアプリページ

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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