2018年に発売がスタート、もしくは発売が予定されている、あるいは発売が噂されている輸入車をご紹介。今回は10〜12月です。
▪ルノー・アルピーヌA110
1962年にデビューした「アルピーヌ・A110」。鮮やかなブルーのカラーリングと、4つのライト、滑らかな曲線美を描くプロポーションを特徴に1977年まで生産されました。
それから40年を経て、新型が今冬に日本で発売されると囁かれています。具体的な時期や価格は未定ですが、軽量スポーツカーであることを第一に開発され、オールアルミ製ボディのサイズは全長×全幅×全高=4180×1798×1252mmと小柄であることや、1.8L直4ターボ(252ps 320Nm)と7速DCTを後方に搭載し、100km/hまで4.5秒、最高速度は250km/hに達することが明かされています。
この手のスポーツカーは実用性を割り切っていますが、新型「アルピーヌA110」はフロントに100L、リヤに90Lの荷室を確保するなど、日常生活では不満のないレベルを実現しています。
▪フォルクスワーゲン・T-Roc
フォルクスワーゲンは、これまで「トゥアレグ」と「ティグアン」という2種類のSUVを国内で販売していましたが、今冬に「T-Roc」と称する新モデルを追加するといわれています。
ボディサイズは「ティグアン」よりひと回り小さいのですが、ヘッドランプ一体型のグリルや太いCピラー、サイドウィンドウを薄くすることでボディのボリューム感を強調して力強さを演出しています。エンジンはガソリンとディーゼルを用意。先日「パサート」のディーゼルエンジン車の販売が始まったことから、「T-Roc」でもディーゼルの導入を期待したいところです。
(今 総一郎)