【ジュネーブモーターショー2018】今冬発売予定のレクサス「UX」は都会派のコンパクト・クロスオーバーモデル

トヨタ自動車がジュネーブモーターショー(一般公開:3月8日〜)で公開したレクサス「UX」は、レクサス「NX」(440万円〜)の弟分となるコンパクト・クロスオーバーモデル。

「Creative Urban Explorer」をコンセプトにしており、力強く張り出したフェンダーが同車のタフさを強調するとともに、俊敏な走りを想起させます。

ボディサイズは、全長4,495mm、全幅1,840mm、全高1,520mm、ホイールベース2,640mm。レーザースクリューウェルディングや構造用接着剤の使用部位拡大、ドア開口部環状構造の採用などにより、ボディを高剛性化。「GA-Cプラットフォーム」の採用に加え低重心化により優れた操縦性を実現。

高回転域まで軽快に回る爽快な加速フィーリングと心地良いエンジンサウンドを実現した新開発2.0L直4直噴エンジンや、モーターアシストにより優れた燃費性能実現したハイブリッドシステムなど、最新のパワートレーンを搭載しています。

また「E-Four」の搭載により、雪道など滑りやすい路面での発進・加速時や、コーナー進入時に前後輪の駆動力配分をスムーズに制御。タイヤスリップが無い路面では前輪駆動(FF)を選択。

安全面では、第2世代の「Lexus Safety System +」を搭載。

単眼カメラとミリ波レーダーの性能向上により、昼間の自転車運転者や夜間の歩行者も検知可能とした「プリクラッシュセーフティ)」や、同一車線内の中央を走行できるよう操舵を支援する「Lexus CoDrive」、先行車や対向車を眩惑しないようハイビームの照射を制御する「アダプティブハイビームシステム」、カメラで主要な道路標識を読み取り、メーターとヘッドアップディスプレイ内に表示する「ロードサインアシスト」などを装備しています。

「F SPORT」は専用シートやステアリング、メーターの採用により、スポーティさを強調した内外装となっており、きめ細かい減衰力の制御を行うリニアソレノイド式AVSのほか、フロントにパフォーマンスロッド、リヤにパフォーマンスダンパーを採用。操縦安定性と上質な乗り心地を両立しています。

「NX」比で全長を145mm短縮しながらも、均整のとれたエクステリアが目を引くレクサス「UX」は、今冬に国内発売を予定しているそうです。

Avanti Yasunori・画像:TOYOTA)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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