「Waymo」が公道を自動運転車で走行する様子を収めた360°動画を公開

Googleの自動運転車開発プロジェクトが独立し、アルファベット(Alphabet)傘下となった「Waymo」。

同社はGoogle時代の2009年に自動運転車の開発をスタートさせ、既に公道での実走行テストを800万km以上に渡って行なうなど、自動運転技術で他社を凌駕しています。

そうしたなか、同社は動画サイトで自動運転車に乗った気分にさせてくれる360度ムービーを公開しました。

自動運転車のルーフ上に設けたLIDAR(ライダー)やセンサーから得られた情報をベースに、自車の周辺情報を3Dデータ化。交差点侵入時にはカメラが信号機の色を確認します。

Waymoの自動運転車は、270m以上先の物体を識別可能で、走行中の周辺情報を元に、次に起きる状況を精密に予測しているそうです。360度の視野で撮影されていることもあり、「自動運転」の世界がもやは絵空事ではないことを実感させられます。

Avanti Yasunori・画像:Waymo)

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【関連リンク】

Waymo
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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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