2007年に発足した「スマートドライバー プロジェクト」は、思いやりを増やすことで交通事故を削減しよう!という全く新しいスタイルの交通安全啓蒙活動が、発起人の小山薫堂氏のもとで行われています。
発足当初は「TOKYO SMART DRIVER」でしたが、10年目の2017年には名前を「JAPAN SMART DRIVER」に改めてパワーアップ!
そして11年目の今年の3月1日、「SMART DRIVER FORUM」が行われました。
小山薫堂氏はもちろん、ソーシャルコンテンツプロデューサーの山名清隆氏、オレンジ・アンド・パートナーの萩尾友樹氏がまずは3名でオープニングトーク。その後、タッカー・リード氏がスピーチ。その後は予防医学研究の石川善樹氏、起業家の家入一真氏、モビリティジャーナリストの森口将之氏、DeNAの中島宏氏、日産自動車の長谷川哲男氏、福岡スマートドライバー代表の片山英資氏、都市戦術家の泉山塁威氏がそれぞれの切り口で交通安全についてお話しするという興味深いもの。
実は私も10番目の「スマートドライバーズ#10」としてHPに掲載されています。
と、そんなことがあるせいか、今回の「スマートドライバーフォーラム」でもお手伝いをさせていただきました。
業務内容はフォーラム会場である東京・虎ノ門ヒルズではなく、東京・六本木のメルセデス・ミー。ここから「スマートドライバー(スマドラ)」の悪い運転を取り締まるより、良い運転を褒めよう!という「ホメドライブ」の精神を形にし、スマドラのイメージカラーであるピンクと白を纏ったホメる「スマート」のパトロールカー、通称「ホメパト」を紹介するための中継を行うためです。
ちなみに初代のホメパトは「日産GT-R」、2代目は「三菱i-MiEV」、そして2015年からの3代目が「スマート」と「トヨタ86 」。しかし「スマート」は2015年当時は旧型の「スマート」でしたが、2016年に「スマート」自体がフルモデルチェンジを行ったのに伴い、途中でホメパトも新型にフルモデルチェンジ。しかも2人乗りの「スマートフォーツー」から4人乗りの「スマートフォーフォー」にバージョンアップしました。
3代目である2台のカラーリングデザインは、2015年にBSフジの「小山薫堂 東京会議」という番組内でデザインを公募し、選ばれたのがインテリアデザイナーの相川崇史氏による作品。屋根にはパトカーと同じように「03」という数字が大きく書かれていますが、これは空からでも認識できるようにとのこと。2台の「ホメパト」は不定期ですが月に2~3回、首都高を走り、見守り活動を行っているそうです。
ちなみに今回の中継機材はスマホ。撮影もスマホ。スマートフォンにイヤホンジャックを差し込み、会場にいる山名氏の声を聞きながら、スカイプに繋いで虎ノ門ヒルズと「メルセデスミー」を生中継間で結びます。リハーサルではイヤホンが短いため、冒頭だけスタッフの人に撮影してもらい、その後の「ホメパト」の説明をしながら私がスマホを受け取って、話をしながら動画撮影するという、結構難しいスタイル。
出番は14時47分~5分程度。お昼にメルセデスミーに行き、時間まではずーっと待機。
しかし、本番は時間が予定より5分程度早く始まるというスタッフからの指示がありスタンバイ。
本番では、イヤホンから聞こえる会場の音量が小さく、私がスマホでの撮影を始めるとスマホの画面は私から見えなくて、会場にいる山名氏とのコミュニケーションが取りにくかったという反省点はありつつも、次回は少し大音量で長いイヤホン線のイヤホンで、「スマート」と「スマート」にコミュニケーションを取りたいですね。「スマート」だけに。
ちなみに4月14(土)・15日(日)の2日間、東京・お台場で行われる「モータースポーツジャパンフェスティバル」と併催している日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)のイベント「みんなの楽ラク運転講習会」会場にてピンクのホメパトが展示される予定。入場無料。ぜひ遊びに来てくださいね。
そして無料といえば、3月16日は、マツダ「伝説の開発者」3名の生トークが聞ける無料イベント「クルマ塾」があります。こちらにもMCとして登場しますので、ぜひお越しください。
(吉田 由美)