メルセデス・ベンツの旗艦4ドアセダン「Sクラス」次期型プロトタイプを早くもカメラが捉えました。
「CFRP」(炭素繊維強化プラスチック)とアルミニウムにより大幅な軽量化が図られる次期型は、現行モデルより低い位置に装備される薄いヘッドライト、ワイド化されるグリルなどにより「CLS」から継承されるフロントマスクが予想されています。テールライトが水平なデザインになっていることもプロトタイプから分かります。
また1979年から1991年に発売された「W126」型に設定された2ドアクーペ、『SEC』が4ドアクーペとして復活するという噂も入手しました。
パワートレインは、3リットル直6ディーゼルターボ、3リットルV型6気筒ツインターボ、4リットルV型8気筒ツインターボ、6リットルV型12気筒、3リットルV型6気筒と組み合わされるPHVなどが引き続きラインアップされそうですが、遅れてSクラス初のEVモデルの登場が予想されています。
運転支援システムでは、アクティブ・プロキシミティ・コントロール・システムとアクティブ・ステアアシスト・システムが大幅に向上すると見られますが、「レベル4」自動運転の実現はまだ先のようです。
ワールドプレミアは、2020年秋頃と予想されています。
(APOLLO)