マツダの衝突性能開発を取材する中で、今回は64km/hオフセット前面衝突試験も実際に行われました。同社は予防性能も含めて、デミオのような小さなクルマからCX-8のような大きなクルマまで安全性能に差をつけないとしています。
この64km/hオフセット前突は、日本も含めた各国、民間のNCAPへの対応であり、現在ではマストといえる条件。ただし国連の「UN法規」では、現在のオフセット前突衝突は57km/hだそうで、法規でも少なくても8割の事故はカバーできます。
なお、64km/hという中途半端な速度なのは、アメリカの40マイル(約64.4km/h)を換算した数字。