最初は公園職員が暴走行為をしている人に対して注意することもあったとか。しかし無視された挙句、暴走が全く止まる様子もなかったため公園側はもうお手上げ状態。
普通なら速攻で通報するところを最初に注意してくれるって凄い優しさじゃないですか。にもかかわらず結果的に警察を呼ぶしか無くなったそうで、最初はまだ選択肢が残されていたというのに残念です。
実はこのスポット、数年前まで公園駐車場内でローリング行為をしている人たちがいたんです。それは今回問題になっている駐輪場とは別の場所。
あまりにも激しすぎて公園内でライダーの死亡事故が起き、行政と相談して対策した結果いなくなりました。
ライダー全員が公園で悪いことをしているわけではありませんが、閉鎖されたスポットと同じ運命を辿るのは時間の問題だそうです。
僕も騒がしくなってから様子を見に行きましたが、キャンプ場の目の前で長時間暖気している人がいたり、ウィーリーしようとしてる人がいたり、とてもじゃないけど一緒の目線で見られるのは悲しい環境になっていました。
MotoBeとしては迷惑行為をしているライダーに説教するつもりは一切ありません。ただ、みんなが楽しくバイクに乗るためには周りの人のことを考えて乗らないとすぐに規制されてしまうので、自分の中のルールを決めて乗るべきだと思います。
悪気がなく、それが迷惑行為だと知らずにやってしまっている人もいると思いますが、周りに言われてやめるのではなく自分で考えて乗り方を考えましょう。
全てが自己責任の乗り物なのでライダーそれぞれが考えないとあっという間に新たな規制が生まれてしまいます。残念ながらこのスポットは現状すぐに変わらないと閉鎖されてしまうでしょう…。
問題があるものはすぐに規制されてしまいがちな日本だからこそ、自由な乗り物はそれぞれのモラルを持って乗らなければなりません。
なんとかこういった場所を残していきたいですが、ライダーが変わらないと新たなスポットが出来たとしても同じ結果になってしまうと思います。これは今回のスポット問題だけでなく走る場所やカスタムの仕方などでも言えること。
周りの人のことを考えながら乗る、と言うのはこの先もバイク乗り全体のテーマなのかもしれません。
(ライター:佐藤 快/Moto Be 20代にバイクのライフスタイルを提案するWEBマガジン・※一部画像出典:/lex)
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