【ルノー・トゥインゴGT試乗】限定車だったGTがカタログモデルで導入。限定車との違いは?

ルノーのコンパクトカー「トゥインゴ」のスポーティモデルであるGTがカタログモデルとして発売されました。以前にも限定車としてGTが発売されましたが、今回は限定ではなく正式なカタログモデルとしての発売です。以前のGTは5MTのみの設定でしたが、今回は2ペダルの6EDCが設定されました。

GTに搭載されるエンジンは109馬力/170Nmにチューニングされた0.9リットルターボエンジンです。このエンジンはクルマの後ろ側、つまりラゲッジルーム(トランクルーム)の下にエンジンが置かれていて、後輪を駆動するRR(リヤエンジン・リヤドライブ)が採用されています。

 

限定車とカタログモデルで大きく異なるのは、限定車にはあったフロントフードのデカールがなくなったことと、純正ナビが装着できるようになったことです。標準で装着されるのはラジオで、このラジオの場合はスマホと連動させることでエンジン回転数の表示が可能(別途アプリのインストールが必要)、つまりタコメーターとして機能させることができますが、ナビを装着するとエンジン回転を知る方法がなくなってしまいます。

(文:諸星陽一/写真:小林和久)

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諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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