トヨタとBMWが共同開発を進める『スープラ』と『Z4』の両次期型プロトタイプが、仲良くバックショットを見せました。「Z4」はこれまでで最も偽装が軽く、立体感のあるエアダクト形状やテールライトのデザインが見て取れます。
「86」風テールライトを露出した「スープラ」がグラマラスな印象に対し、「Z4」はライトウェイトスポーツのイメージを継承したリアビューといえます。
「スープラ」のパワートレインは、最高出力250psを発揮する2リットル直列4気筒エンジン、最高出力340psを発揮するBMW製3リットル直列6気筒エンジンのラインアップが予想されています。またベースモデルのほかに、高性能「GR」や「GRMN」のラインアップも期待出来そうです。
プラットフォームにはやはりBMW製「CLAR」を採用し、大幅な軽量化が図られているようです。ボディサイズは、全長4380mm×全幅1860mm×全高1290mm、ホイールベースは2485mmで車重は1440kg程度。価格は、2リットルモデルが日本円で500万円~600万円、3リットルモデルが700万円~800万円程度が予想されています。
「Z4」新型には、最高出力190ps、及び250psを発揮する2リットル直列4気筒ターボエンジン、最高出力350psを発揮する3リットル直列6気筒ターボエンジン搭載の「M40i」、パワーモードで最大204psを発揮するハイブリッドをラインアップが想定されます。そして頂点には最高出力425psを発揮する「Z4 M」が予想されています。ギアボックスは、8速AT又は6速MTとなるでしょう。
3月のジュネーブモーターショーでの2台同時ワールドプレミアが期待出来るかも知れません。
(APOLLO)