【沖縄カスタムカーショー2018】アメリカンはジャパニーズがお好き? Yナンバーの国産旧車&チューンドカー

沖縄に限りませんが、YまたはEナンバーの車両が走っていることがあります。一般的な車両のナンバーのひらがな部分が「Y」や「E」になっているものです。

これは特に沖縄ではよく見かけますが、日本駐留軍人さんが使用(所有)する車両に付けられるナンバーのようです。

つまり、Y(E)ナンバーのクルマを見ると、日本駐留のアメリカ人のクルマの好みがわかるってものです。

沖縄カスタムカーショー2018にも、そういった現地のオーナーカーが展示されています。

例えばこの510ブルーバード。アメリカでもDATSUNブランドで初めて成功した日本車とも言われ、今でも人気の高いモデルです。レースでも活躍し、人気を博していました。

そして、ピックアップトラックのダットサン・トラック。いわゆるダットラです。

こちらはレースで活躍した歴史はないと思いますが、510に準ずるようなノリで仕上げています。

ライフルの銃弾を思わせるホイールナットは、回転すればたちまち大根おろしができてしまいそうです。

そして、かつての80〜90年代車両をベースにしたいわゆるチューンドもお好みのようです。

教科書通りのようなFD3S RX-7、JZX100チェイサー、S13シルビアと並んでおります。

 

どれもエンジン、足回りと一通りやっているというイメージです。S15シルビアもございました。

80スープラ、GT-Rも外せないといったところでしょうか?

旧車系は左ハンドルが多く、わざわざ自国から持ってきたようです。日本車のことを好きになってくれるって嬉しく思いますね。

では、アメ車はないのか?というと、オーナーさんが不在でよくわからなかったのですが、グッドコンディションのコルベット・スティングレーは展示されています。

For Saleで460万円です。状態からして、かなりお買い得なんじゃないでしょうかね?

こうした、オーナーカーが見られるのも沖縄カスタムカーショーの魅力だと言えそうです。

(clicccar編集長 小林 和久)

この記事の著者

小林和久 近影

小林和久

子供の頃から自動車に興味を持ち、それを作る側になりたくて工学部に進み、某自動車部品メーカへの就職を決めかけていたのに広い視野で車が見られなくなりそうだと思い辞退。他業界へ就職するも、働き出すと出身学部や理系や文系など関係ないと思い、出版社である三栄書房へ。
その後、硬め柔らかめ色々な自動車雑誌を(たらい回しに?)経たおかげで、広く(浅く?)車の知識が身に付くことに。2010年12月のクリッカー「創刊」より編集長を務めた。大きい、小さい、速い、遅いなど極端な車がホントは好き。
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