トヨタ、米・カリフォルニア州でのFCV販売台数が3,000台を突破。水素供給体制強化へ

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ゼロエミッション車の販売を一定割合で義務付けている米カリフォルニア州において、トヨタ自動車のFCV（燃料電池車）「MIRAI（ミライ）」の販売台数が2015年10月の販売開始以降、2年3ヶ月で3,000台を突破したそうです。

「MIRAI」は水素満充填時の走行距離がEVより長く、充填時間も5分程度とガソリン車と遜色無いことから、米FCV市場で8割以上を占めるなど、今後の普及が期待されています。

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その一方、水素ステーション設置に伴う費用面の理由から、環境対策で先行するカリフォルニア州でもステーション数が31カ所に留まっているそうです。

そうしたなか、トヨタは昨年末、2030年までの電動車普及に向けたチャレンジを公表。ゼロエミッション車（EV・FCV）100万台以上の販売を目指し、FCVについても2020年代にラインナップの拡充（乗用車・商用車）を図るとしています。

ブルームバーグによると、同社は2020年の稼動を目標に、カリフォルニア州に約2.35MW／日の電力と1.2ton／日の水素を生産するFC（燃料電池）発電所の建設を予定しているそうで、今後のゼロエミッション車の普及に向け、エネルギー供給の面でも体制作りを加速させる考えのようです。

（Avanti Yasunori・画像:TOYOTA）

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TOYOTA MIRAI
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燃料電池 FCV カリフォルニア 水素ステーション MIRAI トヨタ

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型｢セリカ 1600GTV｣は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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