【新車】美しいクーペのようなスタイルが魅力。メルセデス・ベンツEクラス カブリオレ登場

3年連続で輸入車ナンバー1に輝いたメルセデス・ベンツからEクラスの新しいバリエーション、カブリオレが登場しました。

Eクラス カブリオレは、1991年に発表されたW124をベースの「300 CE-24 Cabriolet(A124)」から電動による完全自動開閉が採用されています。

遮音性と耐候性に優れたアコースティックソフトトップ、サッシュレスウィンドウと、前席と後席の境がないウィンドウによる広いガラスエリアが特徴。

新型 Eクラス カブリオレの魅力は外観で、ソフトトップを閉じた時はメルセデスの伝統的な流れるように美しいクーペのようなフォルム、ソフトトップを開け放てばカブリオレならではの伸びやかなプロポーションを堪能できます。

カブリオレの特徴であるアコースティックソフトトップは、3層構造のアウターそれぞれに遮音性や耐候性に優れた素材を採用。ウレタンフォームに高い断熱・吸音効果を発揮するインナーを組み合わせることで、クラストップレベルの静粛性を実現したとしています。約50km/hまでなら走行中でも操作可能で、約20秒で開閉します。

屋根を開けると、フロントウインドウ上部のウインドディフレクターとドラフトストップから構成される「エアキャップ」が空気の流れを上方に高く跳ね上げるとともに、後方から室内への風の巻き込みを低減。

また、前席にはSLCなどでもお馴染みの、温風で首元を暖める「エアスカーフ」が用意されています。シートバックに内蔵された超小型セラミックヒーターにより暖められた温風をヘッドレストのエアダクトから乗員の首元に送る装備で、季節を問わずに寒冷時でも快適なオープンエアを堪能できます。風量は三段階の調整が可能です。

キャビンは、先代よりもサイズが大型化したことで、室内空間と快適性が向上。中でも後席のレッグスペースは44mm延長され、後席ショルダールームも14mm広くなっています。大人4名くつろげるというセパレートシートは、ロングドライブでの快適性に優れるとともに、上質な仕立てになっています。

搭載されるエンジンは「E200」系が2.0Lの直列4気筒直噴ターボ、「E400 4MATIC カブリオレ スポーツ」が3.0L V6直噴ツインターボ。価格は「E200カブリオレ」が7,350,000円、「E200カブリオレ スポーツ」が8,040,000円(以上、右ハンドル)。左ハンドルになる「E400 4MATIC カブリオレ スポーツ」が11,130,000円です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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