「東京オートサロン2018」の北ホール・CLUB-RH9チューンドPRO SHOPグループ内に出展している「JUNオートメカニック」は、2008年式のR35 GT-Rをベースした「JUN420GTR」を展示しました。
JUNオリジナル4.2Lキット、シリンダ・アルミライナーキット、オリジナルカム、ギャレット製GTX3582R Gen2タービン、イギリスのリニー製エギゾーストシステム、ドッドソン強化ギアキット、クラッチキットを組み合わせたスペシャルエンジンで実測1531.8馬力/トルク152.03kgf-mを発揮します。
足回りはENDLESSで統一、エアロ系はJUNオリジナルキットにサード製GTウイングを装着している迫力満点の1台です。まだ完成したばかりで、細かいセッティングはこれから詰めていきながら目標するステージを考えていくそうです。
こういったカッコイイチューニングカーを見ると「実際に頼んだら作ってくれるの?いくらぐらい?」と思う人がいると思います。
JUNの営業の方に聞いてみると「車両全体で2000万円台ですね」と答えてくれました。
展示ボードには「公道走行不可」と表示されていますが、保安基準を満たしていないのはエアロパーツの一部(GTウイングやカナード)だけで、車検適合するものに交換すればナンバー取得も可能とのことです。
もちろん快適装備もそのまま完備してあるので、街乗りでも問題なく走れるそうです。
元々のVR38DETTの高性能も凄いですが、公道OKの1500馬力カーが作れる時代というのは90年台頭からOptionを読んでいた筆者にとっては、ただただ驚きです。
(栗原 淳)