【CES 2018】パナソニックが小型EV、二輪EV向け「ePowertrain」を披露

同プラットフォームは、「CES 2018」で披露されるもので、EV(電気自動車)の開発効率化に貢献するのが狙いで、主要なグローバルカーメーカーの電動車に採用実績のあるデバイスをシステム化したものだそう。

パナソニックは、世界的にEVの急速なニーズ拡大が見込まれている中、従来の乗用車だけでなく、二輪EVや新しいタイプの超小型EVなど、地域ごとの様々な生活スタイルや用途に合わせた多彩なモビリティの登場に対応するとしています。

二輪EV、超小型EV向けに開発された「ePowertrain」の特徴は、統合小型、高効率、拡張性に優れた省電力で安全性の高いパワートレインだそうです。

プラットフォームは、電源システム部(車載充電器、ジャンクションBox、インバータ、DC-DCコンバータ)とモーターから構成されています。車両のサイズや要求される仕様(走行速度やトルクなど)に応じて、基本システムを組み合わせて使用できるというモジュール式で、開発コストの削減や開発リードタイムの短縮にも貢献できるとしています。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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