イタリアでアルファード級に人気なのはメルセデス・ベンツ Vクラスだった!?

チャオ、皆さん。記者は今、イタリア・ローマに来ています。

ローマの街中は道が呆れるほど細いところも多く、駐車スペースも激狭いので、走るクルマのほとんどがコンパクトカーです。それで例外なく泥だらけで薄汚れているんですよね。

洗車の習慣ってあんまりなさそう。ただ、そんなクルマたちの中で非常に目立つクルマがありました。それがメルセデス・ベンツのミニバン・Vクラス(イタリアでは『VIANO』)です。

ちなみに同モデルのバンは『VITO』という名称です。

全長2m台のスマート・フォーツーが大量に走るイタリアで、全長4.9m〜5.1m&全高1.8m級のVクラスは明らかに巨大。

また、ローマのVクラスは例外なくピッカピカで、さらにボディカラーも黒が多かったりするので、もともと印象的な顔と相まって、路上での印象はいかついの一言です。で、このドライバーたちがまた飛ばすものだから、街中ではなかなかの威圧感です。

いかつい顔で巨大なボディ、そして黒が多いというのは日本で言うならズバリ、アルファード&ヴェルファイアのポジションですね。

日本が独自に極めてきた”イカついビッグ・ミニバン”というジャンルですが、今後は世界的ムーブメントになるのかもしれません。

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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