チャオ、皆さん。記者は今、イタリア・ローマに来ています。
ローマの街中は道が呆れるほど細いところも多く、駐車スペースも激狭いので、走るクルマのほとんどがコンパクトカーです。それで例外なく泥だらけで薄汚れているんですよね。
洗車の習慣ってあんまりなさそう。ただ、そんなクルマたちの中で非常に目立つクルマがありました。それがメルセデス・ベンツのミニバン・Vクラス(イタリアでは『VIANO』)です。
ちなみに同モデルのバンは『VITO』という名称です。
全長2m台のスマート・フォーツーが大量に走るイタリアで、全長4.9m〜5.1m&全高1.8m級のVクラスは明らかに巨大。
また、ローマのVクラスは例外なくピッカピカで、さらにボディカラーも黒が多かったりするので、もともと印象的な顔と相まって、路上での印象はいかついの一言です。で、このドライバーたちがまた飛ばすものだから、街中ではなかなかの威圧感です。
いかつい顔で巨大なボディ、そして黒が多いというのは日本で言うならズバリ、アルファード&ヴェルファイアのポジションですね。
日本が独自に極めてきた”イカついビッグ・ミニバン”というジャンルですが、今後は世界的ムーブメントになるのかもしれません。