LLサイズミニバンで日本国内において圧倒的なシェアを誇っているのが、トヨタ・アルファード/ヴァルファイアです。
日本自動車販売協会連合会のデータによると、2016年1年間のアルファードとヴェルファイアの新車登録台数を合算すると8万6501台。ライバルのホンダ・オデッセイが3万866台、日産・エルグランドが6987台ですから、アルファード/ヴェルファイアの人気の高さがうかがえます。
大きなミニバンから新時代の高級車として、2015年1月に登場した現行型アルファード/ヴェルファイア。販売開始から3年を迎えた2017年12月に初のマイナーチェンジを行いました。
ここではアルファード/ヴェルファイアが行ったマイナーチェンジのポイントの中から外観の変更点について紹介しましょう。
アルファード/ヴェルファイアともに外観はヘッドランプ、フロントグリル、フロントバンパー、バックドアガーニッシュ、リアコンビネーションランプの意匠が変更されています。
ヘッドライトは従来からLED(ハイ・ロービーム)ヘッドライトを採用していましたが、マイナーチェンジ後はグレードによって独立した3眼タイプまたは2眼タイプに変更。LEDコーナリングランプにイルミネーション&デイライト機能を追加。さらに、3眼タイプにはフロントに流れるように点灯するLEDシーケンシャルターンランプとLEDコーナリングランプが装備されます。
フロントグリルは従来型のアルファードではナンバープレート部分にモールがあり、上下に分割されていましたが、今回は一体形に変更。上下方向の面積が拡大され、一段と迫力のあるフロントマスクとなっています。一方のヴェルファイアはフロントバンパーにシルバー加飾を施すことでフロントマスクの輪郭をより際立たせました。