次世代のロータリーエンジンを搭載!? マツダ「RX9」の開発車両をキャッチ!

マツダの2ドアクーペ『RX-8』後継モデルとされる『RX-9』のテストミュールをカメラが初めて捉えました。開発が行われているか不透明でしたが、ついにそのプロジェクトが動き出したようです。

捉えたプロトタイプは「RX-8」のテストミュールですが、注目はかなり大型のインタークーラーを装備している点。現在のところ、ボディの拡大などは行われていない様子です。

パワートレインの本命はマツダの次世代ロータリーエンジン「SKYACTIV-R」。800cc×2ローターで450psを発揮すると見られています。さらにマツダは、2017年に2個のターボチャージャーに電動スーパーチャージャーを加えた3つの加給システムを持つ「トリプルチャージャー」の特許申請をしており、その動向も見逃せません。

そのほか、ドアが5〜15度上方に向けて開く「スワンウィングドア」、スポーツカー用格納式リアスポイラーなどの特許も申請しており、これらのいずれかが新型スポーツ「RX-9」に採用されるかも知れません。

エクステリアは2015年の東京モーターショーで公開された『RX-VISION』のデザインを継承する、グラマラスでアグレッシブなデザインが予想されます。

現在の開発状況から見て、ワールドプレミアは早くても2019年と思われます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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