【新型BMW X3試乗】大きくなった新型も「らしい」フットワークは健在か?

BMWのSAV(スポーツ・アクティビティ。ビークル)シリーズで中核を担うBMW X3は、2003年登場(日本は2004年発売)の初代、2010年(日本発売は2011年)の2代目、そして2017年の3代目と代を重ねてきました。

初代は4.5m中盤の全長でしたが、2代目は4.6m台に、3代目はついに4.7m台に突入しています。ボディの大型化により居住性、積載性が進化している一方で、気になるのは重量増による走りへの影響でしょう。

初代X3は1700kg中盤から重いグレードで1800kg台を超えたくらいという車両重量でした。3代目となる新型BMW X3は、試乗車の「X3 xDrive 20d M SPORT」の場合で1860kg。初代よりもふた回りくらい大きくなっている割には軽量化素材(材料置換)の推進により、装備も増えても重量増は抑制されています。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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