【新型BMW X3試乗】大きくなった新型も「らしい」フットワークは健在か?

新型BMW X3の日本市場でのデリバリーは、まずは2.0Lのディーゼルターボ(190ps/400Nm)からで、2.0Lのガソリンエンジン(184ps/290Nm)は2018年2月以降の納車予定。

いまやDセグメント級になった新型BMW X3のプラットフォームは、同じく新型に移行している5シリーズや7シリーズと同じ「CLAR(クラスター・アーキテクチャー)」がベースで。先述したように高張力鋼板などのスチールをはじめ、アルミやカーボンなどにより軽量化が図られています。

実際に走り出すと、245/50R19サイズのランフラットタイヤ(ヨコハマ・アドバンスポーツ)の重さやごつさは伝わってくるものの、ボディそのものはサイズの割に重ったるくなく、ボディの剛性感の高さも十分に伝わってきます。

中・低速域のトルク感も必要十分以上で、8ATによるスムーズな変速もあって大きくなったボディを難なく加速させていきます。アイドリング時をのぞけば静粛性も高く、(もちろんガソリンエンジンよりも大きいにしても)ディーゼルの音・振動面に対する心配はあまりしなくてもよさそう。

路面状況によっては、大きめの突き上げに襲われますが、揺れは早く収まるため「M SPORT」というスポーティグレードであることも考えると許容できる範囲といえそう。

ライバルのボルボXC60、アウディQ5もほぼ同時期にフルモデルチェンジを受けていますが、切れ味を感じさせるハンドリングなど、BMWに期待するスポーツ性は十分に確保されています。

(文/塚田勝弘 写真/小林和久)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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