【新型リーフ試乗04】 プロパイロットパーキングで手放し駐車可能になっても手放しで喜べない理由2つ

新型リーフに搭載されたプロパイロットパーキングは、日産が先駆ける最先端の自動運転技術であり、「E-Pedal」、「プロパイロット」と並ぶ、新型リーフの3大アピールポイントの一つです。「スイッチ一つで自動運転というキャッチコピーはこの事か!」と感じさせてくれるこの機能を試してみました。

駐車をするには、以下の操作手順を踏むことになります。

STEP1 駐車したいスペースの手前で、プロパイロットパーキングスイッチを1回押し、ゆっくりと前進して駐車したい場所の真横に車両を止める。

 

STEP2 クルマが駐車可能スペースを自動検知し、ナビ画面上にPマークが点灯。確認した上でプロパイロットパーキングスイッチを押し続ける。

  

STEP3 必要に応じて何度か前後に切り返し、駐車完了すると自動的に電動パーキングブレーキが作動し、Pレンジにシフトチェンジされるのを確認して終了。

 

プロパイロットパーキングは、狭い場所への駐車やパーキングする位置へのアプローチがうまくいっていないと、一発で駐車完了とはならず、クルマ側が懸命に切り返し動作をしてくれます。ある種、感動すら覚えました。


でも、「素晴らしく良い出来です!」とは手放しで言えない理由が2つあります。

この記事の著者

Kenichi.Yoshikawa 近影

Kenichi.Yoshikawa

日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイラインやフーガ等のFR高級車の開発に従事。車の「本音と建前」を情報発信し、「自動車業界へ貢献していきたい」と考え、2016年に独立を決意。
現在は、車に関する「面白くて興味深い」記事作成や、「エンジニア視点での本音の車評価」の動画作成もこなしながら、モータージャーナリストへのキャリアを目指している。
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