ダイハツ・ハイゼット カーゴのマイナーチェンジとともに、軽乗用モデルのアトレー ワゴンも改良を受けています。見どころは「スマートアシストⅢ」の採用に加え、内・外装の質感向上。
顔つきは、ハイゼットカーゴと同じように末広がりのフロントグリルが特徴で、新意匠でメッキが施されたフロントグリルが与えられています。加えて、ワイド感を強調するメッキフードガーニッシュ、ピアノブラック調加飾とのコントラストが付加され、乗用モデルらしい上質感を付加。
ランプ類もLED化され、先進性が演出されています。 ヘッドランプとフォグランプにLEDが採用され、視認性と非視認性)と省電力性が向上。LED フォグランプには、サイドへと向かう2本のメッキ加飾を装着し、フードガーニッシュと一体感あるデザインに変更されています。さらに、マルチリフレクターハロゲンヘッドランプの意匠も変わっていて、シャープさが表現されています。
リヤビューでは、リヤコンビネーションランプのデザイン変更、LED テール&ストップランプを採用により新しさを強調。また、リヤライセンスガーニッシュも変わっていて、クオリティアップが図られています。ボディカラーは、新色の「プラムブラウンクリスタルマイカ」を含む全7色を用意。
内装も質感向上がテーマ。プレミアムシャインブラックを中心に、メッキやシルバー塗装による加飾で上質感あるインパネに変更され、自発光式メーターも設定されています。シート表皮もインパネと統一感ある黒基調とし、質感の向上を実現。
そのほか、紫外線、赤外線、花粉などを防ぎ、快適性を高める「ビューティーパック」をオプション設定することで、乗用モデルにふさわしい快適性も備えることができます。
また、アイドリングストップなどの燃費改善策も施され、カタログ燃費も15.2km/Lに向上しています。アトレー ワゴンの価格帯は1,533,600円~1,787,400円です。
(塚田勝弘)