【新車試乗】最北端のテストコースで再確認。スバル・レガシィはやっぱりフラッグシップモデルだ!

インテリアも進化しています。最大の変更点はディーラーオプションの専用設計ナビゲーションが8インチとなり、それに合わせてエアコンパネルの意匠も洗練されていること。

センターパネルのデザインが変わったことにより、コクピットの雰囲気がずいぶんとアップデートされました。

インパネのソフトパッド部分にステッチが入ったほか、ステアリングも小径タイプとなっているのはD型レガシィの変更点のひとつ。14.5:1のギア比を持つ新しい電動パワーステアリングと合わせて、リニアなコントロールがしやすくなったように感じたのは気のせいではないはずです。

実用性において定評ある2.5リッター水平対向4気筒エンジンの変更はアナウンスされていませんが、様々な制御プログラムなどが変更されているようで、アクセル操作に対するリニアリティが増していることも実感できました。

ただ大柄なだけのフラッグシップではなく、ドライバーファーストのマシンとしても進化しているところが、スバルらしさといえそうです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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