前回紹介したNewスーパーカブ50と同時に、110も生まれ変わりました。
今回はカブ110にも乗ってきたんですが、トコトコトルクにひたすら感動させられる仕上がりになってました。
先日紹介したカブ50のイエローも可愛かったですが、110にはブルーがあるんです。こっちのカラーもすっげえ可愛い。
女の子が乗って可愛い、ではなく男がラフに乗っても可愛くおしゃれに見えます。バイクそのものが可愛く見えるし、細かなデザインもカラーとマッチして更に良く見えます。
エンジンは110ですが、基本的な形や大きさは50とほぼ同じ。小さい排気量のバイクの中では、人が乗ってちょうどいいサイズ感ですね。
曲線も柔らかくて綺麗なイメージ。最新型すぎない感じもこの味を醸し出す要素の一つですね。
ただ、昔のカブって電装系が暗くてみんなカスタムしていましたが、そういうところは今回バッチリ改善。あんまりそれっぽくは見えませんがヘッドライトはLEDになったんです。
ぜつみょ〜な渋さと新しさが合わさった今回のカブ。若い層にもバッチリ人気が出そうです!
実際走ってみると、意外にも50とはキャラが違います。上までブンブン元気に回る50に対して、110はアイドリングから低回転の元気さが凄い!
もちろん回そうと思えば上まで回りますが、ぶっちゃけ回して楽しいバイクじゃありません。トコトコトコ…とのんびり走れる40kmとかそれ以下が一番心地いい!
僕は正直な所、結構スピード出しちゃう性格ですが、カブは「のんびり行こうよぉ〜」と乗り手の気持ちを逆撫でせずに落ち着かせてくれます。コイツ、できる!
信号から走りだしてすぐ信号で止まっても再びスタートするのが楽しみに思えるバイク…。まるでクラシックバイクみたいなフィーリングでした。
発売日は2017年11月10日と既に発売済み!
カブなんてどうせおっそいでしょ、とナメきっている方、ビックリすると思いますよ。僕自身がそうでしたから。元気すぎず、遅すぎず、日本で使うちょうどいい所をメインにしているのでこんなに気持ちよく乗れたんだと思います。
普段2スト全開大好きな僕ですが、のんびり走ってもバイクってこんなに面白いのかよ!と笑ってしまったバイクでした!
(ライター:佐藤 快/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)
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