新型リーフに乗って、箱根の芦ノ湖までドライブに行った帰り道。小田原厚木道路と西湘バイパスを通り、横浜みなとみらいまで行くルートにて、プロパイロットの実力を試しました。
「スイッチ1つで自動運転」と新型リーフのCMでは紹介されていますが、プロパイロットを使うには、スイッチ2つの操作が必要です。
まず、①ステアリングホイールの右側にあるプロパイロットのスイッチを押します。システムがスタンバイ状態となります。
②ステアリングホイールの右側下のSETボタンでプロパイロットをオンにします。カメラが白線を捉えるとメーターの横に緑色のハンドルマークが点灯。ピンッと音が鳴り、ハンドルの運転支援が始まります。アクセルペダルから右足をそっと離すと、車速のコントロールも始まり、これでプロパイロットが機能している状態になります。
最初の印象は、「おお!きちんとコーナーを曲がっていく!」でした。ドライバーは、ハンドルが右へ左へと微小に操舵される感触を、手を通じて感じとります。筆者は「随分と修正が忙しいな。。」という印象を受けました。コーナーのRに沿って曲がって行きますが、同一車線の中央付近をゆらゆらと進む印象を、ハンドルの動きを通して感じるので、やや心許なく感じます。
ドライバーは常にハンドルへ手をかけている必要があります。試しに片手運転をしてもプロパイロットは使用可能です。それでも、僅かにハンドル操作がなされるので、筆者は両手で握っていないと不安になります。実は、ヒヤリとした出来事が起きました。
ドライブを満喫している最中、プロパイロットの制御が突如外れる事がありました。