次期Aクラスのハイパフォーマンスモデル・AMG A45は、GT3譲りのパナメリカーナグリルを装着

メルセデスベンツのエントリーハッチバック『Aクラス』のハイパフォーマンスモデル『AMG A45』を、ニュルブルクリンク付近の路上でカメラが捉えました。

偽装が徐々に軽くなっており、次期型ではフロントグリルにクロームフィンを立てに配置した「AMGパナメリカーナグリル」が装着されることが判明しました。これは1952年の名車『300SL カレラ・パナメリカーナ・メヒコ』に由来する伝統のグリルで、「GT3」を始め今後の新型AMGモデルに順次採用される予定です。

最新の開発車両には「コンセプトAセダン」に酷似した切れ長のヘッドライト、フロントスプリッター、サイドスカート、クワッドエキゾーストパイプが確認できます。また生産型では、さらに大型リアスポイラーも装着される可能性があるようです。

次期型では、ルノー日産アライアンスと共有する「MFA2」プラットフォームを採用し、ホイールベースを延長。低いロングノーズでワイドなシルエットを特徴としています。

パワートレインは、2リットル直列4気筒エンジンで、最高出力は現行モデルの375psからこ402ps程度に引き上げられます。軽量化されるボディからもパフォーマンスが大幅に向上し、0-100km/h加速は脅威の4.3秒。最上級スポーツモデルのレベルとなっています。

ベースモデルの新型「Aクラス」は2018年、高性能な「AMG A45」は2019年のワールドプレミアとなりそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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