東京モーターショーというと、日本のクルマ好きやそのカップル、家族が来場する印象があると思います。最近は少なくなりましたが、コンパニオン専門のカメラ好きも訪れますネ。多くの方が、カジュアルな服装で「クルマの祭典」を楽しんでいると思います。
一方、プレスデーの来場者というと、イベント運営関係者やブース出展関係者、またメディア関係者で占められています。
特徴的なのは服装で、ほとんどの方がスーツを着用しています。一部のカジュアルな私服の方は、フリーのライターかカメラマン、またイベント業界と思しき人々かな。一般公開日のクルマの祭典的なイメージからすると、実にビジネスライクで、別のイベントのような印象さえ受けます。
海外からの来場者も多く、あちらこちらで他国の言葉が話されています。特にここ数回は、アジアの海外メディア、特に中国や東南アジア、インド方面の海外メディアが増え、多様性が増してきたように感じます。
また今回の東京モーターショーは、EVなどの電動技術やAI/コネクトのようなデジタル技術に出展内容が大きくシフトしていますから、海外メディアが母国でどのように紹介しているのか、大いに気になるところです。
(星崎 俊浩)