【東京モーターショー2017】燃費向上、電動化、自動運転など全方位に注力するデンソー

DENSO(デンソー)は、新型レクサスLS向けに、世界最大となる約24インチのヘッドアップディスプレイを搭載するなど、トヨタを支えるメガサプライヤーとして最新技術を具現化しています。

近年のデンソーは、「エコドライビング」、効率的に熱を作る「熱マネジメントシステム」、電力を蓄える「電池ECU」、自動運転技術などに注力し、これまでの3年間で1兆円を超える研究開発投資を行ってきたそう。さらに今後2020年までの3年間で「電動化」、「自動運転」の2分野に約5000億円の投資の計画をするなど、技術革新を加速させるとしています。

東京モーターショーで発表された高性能半導体「データフロープロセッサー(DFP)」は、自動走行に欠かせない判断処理を高速かつ省電力で行えるという高性能半導体。

デンソーのDPFは2020年代前半の実用化を目指し、今年9月には新会社を設立。自動運転時代に向けて各社、半導体メーカーとの提携を推進していて、トヨタはアメリカのエヌビディアなどと提携していますが、デンソーも高性能半導体などで自動運転時代に対応するとしています。

(文/塚田勝弘 写真/塚田勝弘、デンソー)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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