【東京モーターショー2017】TOKYO CONNECTED LAB 2017「THE FUTURE」では、人々が望むモビリティの未来を映像化

東京モーターショー2017の西展示棟西4ホールの主催者テーマ展示「TOKYO CONNECTED LAB 2017」において、「THE FUTURE」「THE MAZE」「THE MEET UP」の体験型イベントが実施されています。ここでは筆者が体験した「THE FUTURE」について紹介します。

「THE FUTURE」では、参加者へのアンケートから人々がどんなモビリティの未来を望んでいるのかを映像化。6つの未来像を360度ドームシアターで表現するという、興味深いイベントとなっています。

受付に行くと、最初に自分のスマートフォンか備え付けのタブレットからアンケートに答えるように案内されます。今回は東京モーターショー用のアプリが提供されていますが、そこから回答する仕組みになっています。

アンケートは二択式で、例えば最初の質問は次のとおり。

A:モビリティは常に持っておく必要はないから、できるだけみんなでシェアできた方がいい
B:モビリティは自分にとって大切なものだから、周りの人とシェアしたくない

このような6つのアンケートの結果から、次の6つの未来を紐解いていく試みです。

①技術で社会を変えていく未来:SOCIAL GOOD
②すべての人にやさしい未来:UNIVERSAL
③社会や経済が活性化する未来:MOVE
④自由がどんどん加速する未来:DRIVE
⑤場所や時間に縛られない未来:PRIVATE
⑥体験を仲間とシェアする未来:SHARE

アンケートに回答後ドーム内に入ります。中はアトラクション施設のように暗く広く、自分の回答が反映されたアンケート結果とその未来像がドーム内全体に映し出されます。

「なるほどなるほど」と思いながら答えたアンケートの結果がリアルにドームシアターで展開されるのはなかなか新鮮で、なによりアトラクション気分で参加できます。自分の考えとアンケート結果の違いもわかりますから、参加してみてはいかがでしょうか。

(星崎 俊浩)

【関連リンク】

TOKYO CONNECTED LAB 2017/THE FUTURE
http://www.tokyo-motorshow.com/tcl/future/